わし さんです。
佐久間ダムに行ったついでに、佐久間電力館の見学をしました。
佐久間電力館は無料で入れますので良いですね。
すごく空いています。
あまり来る人はいないみたいです。
J-POWER の佐久間電力館
まずは記念写真を撮りました。
9月27日
日曜日ですね。
電力館の中には、佐久間ダムの歴史から、現在に至るまでのことが展示されていました。
このダムが3年4ヶ月という短期間でできた事。
天竜川をせき止めて、流れを変えて作られたこと。
ダムに沈んでしまった人たちの保障問題。
国鉄飯田線の線路の付け替え。
いろいろなことが書かれていました。
このダムの成功を見て、関西電力が黒部ダムの建設を決めたみたいです。
佐久間ダムは、全長33Kmもあるとても大きなダムです。
日本では古い部類に入るダムですけれど、
その当時全長33Kmもある巨大なダムをよく作れたものですね。
今考えてもすごいですね。
佐久間ダムは古いダムなのに、年間の発電量日本一を守ってきたすごいダムでした。
テレビで何度も放送された黒部ダムと比べると、かなり地味ですけれど、
はるかに役に立っているダムですね。
年間総発電量は、
13億キロワット時で日本一
この発生電力量は石油火力発電所における石油消費量に換算すると、
約30万トン、
二酸化炭素排出量は約90万トンに相当します。
ダムでの水力発電は、二酸化炭素を減らすのです。
どこかの国の新政権は、二酸化炭素排出量を1990年比で25%削減すると言っています。
それなのに、ダムは中止みたいです。
佐久間ダムは出来てから、ほぼ60年経ちます。
そのかんな毎年13億キロワット時の電力を供給してきました。
60年間で節約できた石油の量も、2700万トンになります。
このダムに関しては、とっても環境に良いダムとしか考えられません。
石油消費量を2700万トン抑えたという事は、
二酸化炭素の排出量も5400万トン抑えられたことになります。
なんてすばらしい実績のあるダムでしょうか。
日本で一番優れた実績のあるダムと考えられます。
電力館でいろいろな事が分かり、とってもためになりました。
わし
わし