老人の難しい患者さん

わし　さんです。

老人の難しい患者さんが着ました。

こういう人を頑固と言うのでしょうか。

奥歯にはブリッジが入っています。

歯を抜いて、両側の歯を土台にして３本のつながった歯になっています。

ところが、その老人の患者さんの話しでは、歯はつながっていないと言うのです。

真中の歯が無くてブリッジにしてあるのにです。

１本１本独立した歯らしいのです。

でも、真中の歯は無くて、両側で支えるブリッジになっています。

以前通っていた歯科医院で何て言われたのかわかりませんけれど、今はブリッジになっています。

でも、歯はつながっていないと言い張るのです。

言い張られてもつながっているので困ってしまいますね。

奥歯のブリッジの基になる歯がかなり悪くなり、えぐれていた食べ物に引っかかるみたいです。

神経は取ってあって痛くないみたいですけれど。

そこを治したいと言う事です。

ドクターの話しでは、その歯がかなり悪くなっていて、治療する場合は抜く事になると言っていました。

抜いた場合、ブリッジの歯は元々ありませんので、２本歯がなくなります。

部分入れ歯になってしまいます。

そういう話しをしたのですけれど、理解してもらえませんでした。

この歯はつながっていない。

と最後まで言っていました。

はじめの状態が食い違ってしまいますと治療に入れませんものね。

結局その人は治療しないで帰りました。

難しい患者さんでした。

わし

わし