わし のブログ

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相次ぐ死・国保滞納者に何が

わし さんです。

NHKクローズアップ現代をみました。

国保滞納者が病院にかかれずに、高い確率で死ぬ話でした。

いろいろ考えさせられる番組でした。

この話では、問題は提起しましたけれど、解決策は何もありません。

滋賀県自治体の話が例にでていましたけれど、困っている人を救済するという面からは解決方法ですけれど、

それ以外のことについては、何の解決にもなっていないと感じました。

この問題は、

1.保険料を払えない人がいる。(払わない人も)

2.国民健康保険が赤字である。

3.医療費が増えている。

この3つの問題が混ざり合っています。

保険であるからには、保険料を払わない人、払えない人がいると、その保険を圧迫します。

さらに医療費が増えているのでますます国民健康保険が赤字になりやすくなります。

今の国民健康保険は、社会保険に入れない人が入る感じになっています。

なおさら国民健康保険は厳しいのでしょうね。

番組では、保険料が払えないで滞納すると、保険証がなくなり、健康保険の資格証明書に変わるという事でした。

資格証明書では、医療費は10割負担で、保険証のようなメリットはありません。

滞納している保険料を払ったら、その10割負担分が戻ってくるという仕組みです。

それによって、病院にいくのをあきらめて、死に至るというものでした。

これも日本の1つの現実なのでしょうね。

伸びている国と違って、縮小している国ですので。

縮小している国は、それをとめられれば良いのですけれど、とめられないのであれば、

縮小していくのを自覚して、それにあった行動をしなければなりません。

結局は、国民の負担を上げて、社会保障を充実するか。(福祉国家

国民の負担を増やさないで、福祉をカットするかしかありません。

今の日本では、負担は少なく、社会保障は多くを求めているみたいです。

その結果が財政赤字になっています。

国民健康保険にしても、建前は意味を持ちません。

実際にどうするのかしっかり議論して決める必要があると思います。

すでに国民健康保険は破綻しているのですから。

わし

わし