わし のブログ

わしさんのブログです。 みての通りの わし です。

アヒ酸保険適用から外れる

わし さんです。

アヒ さん ではありません。

わし です。

アヒ酸が、4月より、保険適用から外れました。

同時に、製造中止になったみたいです。

保険外では使えるみたいですけれど。

アヒ酸といえば、数年前に毒物カレー事件で話題になりました。

人を殺せる毒物です。

いまごろそんなものがどうして?

って思われるでしょうけれど。

歯科の世界では使われていたみたいです。

とはいっても、使うのは、かなり昔に教育を受けた歯科医みたいです。

最近の歯医者さんでは、まず使いません。

おじいちゃん歯科医院に行くと、使っているかもしれませんね。

保険から外れましたけれど、使用禁止ではありませんので。

そんな恐ろしい毒物を何に使うのでしょうね。

歯の神経がやられてしまって、痛くてしょうがないときに、歯の中にアヒ酸を詰めます。

それをしっかり密閉して48時間後に取り出します。

そうしますと、アヒ酸の毒で、神経はすっかり死んでいます。

痛みもなくなるという事です。

昔はこういう治療が行われていました。

今はそんな治療するところはあまりありません。(実際ありますけれど、トラブルが多いです。)

今は歯を削って、中の神経を取り除いてしまいます。

取り除いてしまえば、痛みは取れますので。

アヒ酸の怖いことは、歯の中に入れたままにしておくと、神経だけでなく、ほかのところも溶かしたりだめにしてしまうことです。

以前、わし さんの勤める歯科医院にも、そういう患者さんがきました。

近くの医院で治療をしたら、痛みはなくなったけれど、その周りからしびれて、感覚がなくなってきたというのです。

そういう場合はアヒ酸使ったことが疑われます。

アヒ酸は48時間以上入れておくと危険ですので、取り出すことになっています。

そのひとの場合は、入れたまま放置されていました。

麻痺が残ってしまい、治るのに1年くらいかかりました。

大変怖いお薬ですので、今は使う医院は無いと思います。

一部の昔の教育を受けた歯科医院以外はね。

できることならば、はやいところ使用禁止にするべきと思えます。

同様に、アマルガムも使用禁止にしてくれると良いのですけれど。

口の中に、水銀化合物を使うというのは、リスクが大きすぎますので。

将来、歯科水俣病なんていうのがおこらないと良いですね。

教科書的には、アマルガムは、水銀は飛んでしまい、銀しか残らない事になっていますけれど。

実際はしっかり残っていますので。

飛んでしまう水銀も、患者さんが吸ってしまうか飲んでしまうかですし。

原因不明の頭痛の元にもなりますので、早く使用禁止にして欲しいものですね。

普通の歯科医院では、アマルガム使ったりしませんけれどね。

昔の教育受けたところでは使うみたいですので。

わし

わし